小田急線の地下化工事が終了した後に地上部分に発生する土地のことで、東北沢駅から下北沢を通り世田谷代田駅(一部環状七号線西部分)まで達し、距離にして2.2km、幅は20〜30m程度もあります。
平成12年度の連続立体事業調査報告書によると緑道として整備するかのように東京都は示していましたが、平成17年3月に世田谷区によって発表された「上部利用概要図」によると駐輪場・ポケットパークなどが分散配置される計画となっており、一体的な緑道として整備されるようにはなっていません。また、当初世田谷区は優先利用が可能な面積を約1万平方メートルだと説明してきましたが、昨年11月にそれが誤りであり、実際には約2万7千平方メートルであることがわかりました。
本来、税金を投入した工事により新たに発生するこの土地は、行政側に運用方法を定める権利があります。利用可能面積の誤算出もあったこともあり、小田急線の地下化工事を、下北沢をよりよい街にする機会とするためにも、この広大な土地の利用については、公開された場での議論を通じてなされていかなければなりません。跡地利用に関して開かれた議論の場を提供するために行政の橋渡し役として有志による「あとちの会」が結成されました。わたしたち"Save the 下北沢"としても補助54号、区画街路10号同様に重要なテーマと考えており、今後も積極的に意見を出していく予定です。