私は、兵庫県で小売業を営んでいるものです。
はっきりいいます。再開発は、現地にすんでいる人のほとんどを不幸にします。
私の住んでいた地域も道の狭い入り組んだ商店街の中で商売をしておりました。
行政主導で、なんども再開発の噂が流れておりました。
そんな折にあの、阪神大震災です。
街は、ことごとく破壊されました。
震災から一週間後、行政は、公聴会を開き、住民不在の中で再開発決定を行いました。
一応反対派は、詰め掛けたのですけど、夜中にずれ込み散会と見せかけて反対派が帰った途端に、採決を行い再開発賛成という結論が出たのです。
この再開発決定のために地域は、強固な建物を建てることができなくなり営業を諦めた多くの商売人は、転出を与儀なくされました。
地区内にあった建築業者は、なぜか不審火に会い転出することになり再開発に関する工事に関係することはなくなりました。
当時の建設大臣は、被災者に対して、税金で補填することは、自殺してでも税金を納めている人間がいるのに私有財産について補填することは
おかしいと平然と言いきっておりました。
しかし、この建設大臣と某暴力団とK被告で、開発に関わった建築会社の株で大もうけして一大派閥を作り上げたことは有名な話です。
まず、地上げが始まりました。
地上げのプロは、公共事業でここに留まっていると強制収容で強制的に立ち退きにあい、このままいると補償金もでなくなるぞと老商店主などを脅しつけました。
震災の痛手でほとんど客足の減ってしまった、商店主は、泣き泣き30万ぐらいの引越し代で転出していきました。
そして時々、不審火が起きたりして、とてもここに留まることは怖くてできないと出ていくひともおりました。
歯抜けになった無気味な商店街に客もだんだん寄りつかなくなってきました。
どうしても立ち退かない商店主には、駅の階上に仮店舗を作るので、そちらに移転しないかという話で、立ち退かせました。
この話は、まったくのウソ話で一私企業の土地の上にそのようなものを行政が勝ってに建てられる訳もありません。
7割近くの人が転出していった段階で今度は、徐々に工事を始めました。
建て壊しの粉塵が舞い散る中でとても商売なんかなりたつわけありません。
それでも、同志を募り、私は、行政に対して審査請求をしました。
しかし焼け石に水でした。
新しい再開発ビルに入ることを餌に、転出にサインした人も途中で担当者が変わって約束を反故にされ、自殺する事件も起きました。
そして輝かしい再開発ビルは立ち上がりました。
もともと現地にいた商売人の数は5%にも満たしません。
転出のわずかばかりの補償金をもらった人たちもいまは、どこにいったかわからない状態です。
場所を移って顧客のいなくなった状態から商売をスタートさせても、そんな都合よく客は戻ってきません。
開発によって誰が幸せになったのか?
ゼネコンとそれを口効きした大物政治家だけじゃないでしょうか?
ちょっとあんまり詳しく話すと私自身狙われかねないのでこれぐらいのことしか言えないですけど。
現状の再開発は、地域の人を確実に不幸にします。
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