小田急線が地下化することに伴い、その跡地として地上に幅18〜33mの長大なスペースが生まれることになります。世田谷区はこの部分以外にも土地を購入し、区画街路10号線として自動車のためのロータリーを設けようとしています。これに対し、駅前に車を引き込むのではなく、待ち合わせや憩いの場とし、歩いて楽しめる街・下北沢の魅力を守りたいと考えます。 また、駅前広場は下北沢駅周辺の地形(注1)に合わせて、小田急線に出入りする1階広場と、北口方面は井の頭線に直接出入りできる2階広場の2層に分けて作ってはどうか、という意見もありました。
小田急(注2)はこの事業のために、現在の線路部分と同じ程度の幅の事業用地を北側に買い足します。しかし工事が終われば地上部分には空き地が生まれます。元の場所に戻りたいとお考えの地主さんのために、同じ場所で商売を続けられる選択肢も考える必要があるのではないでしょうか。この案では区画割りを大きく変えず、現在の小田急線線路部分、幅10mのみを防災用の緑道として整備します。また、広場は作らず、区がロータリーのために購入する予定の敷地は現状のままとします。
・ 歩行者のためのスペースにショッピングモール・芸術振興区域・緑化エリアを設けたい。
・ 歩行者のためのスペースにアーケード付きマーケットを設けたい。
注1 下北沢駅の階の呼び方は、平成16年5月25〜27日の行政側の「事業および工事説明会」で使用された呼び方に倣いました。
2階…井の頭線プラットホームレベル
1階…下北沢駅南口広場レベル
地下1階…小田急線機械室等計画レベル
地下2階…小田急線各駅停車用ホーム計画レベル
地下3階…小田急線急行用ホーム計画レベル
注2 実際には、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が買い取り、事業完成後、20年をかけて小田急が買い戻すこととなっています。