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インタビュー

どうせ作るなら、野外音楽堂にしようよ
対談 曽我部恵一&金子賢三(2/4)

2.なんでいまさら道路なの?

曽我部:金子さん、54号線のことっていつごろ知りました?

金子:道路計画自体があることは5年以上前から知っていたんですけど、本当にやるんだなって思ったのは、小田急線の地下化が決まった2002年頃です。
小田急の事業に絡めてこの道路もやるよっていうことを行政から付録みたいに説明されて。
僕自身が最初納得いかなかったのは、「今まで街を分断してた小田急の線路がせっかく地下化されるのに、なんでわざわざ道路をつくってまた街を分断するの?」ってことだったのね。
それに、小田急線が地下化されて踏切が解消された後に、どのくらい交通量があるか計測してからじゃないと本当に道路が必要かわからないじゃないですか。

曽我部:うん、うん。話の順番としてそうですよね。

金子:だけど、世田谷区は駅前の開発と絡めて、この機会に是非やりたいって話を変えようとしないわけです。
それでいろいろ話を聞いていったら、どうやら、小田急線を地下化するための補助金を得るための理由づけの中で、道路をつくることになったというのがわかって。
ところが最近では、制度が変更されて、必ずしもこの道路を作らなくてもよくなってるんです。
にもかかわらず、造るっていう話が変らないのは、「長年ずっと前提条件にしてきた道路だから、いまさら後戻りできない」というのと「この際、再開発して街をつくりかえよう」ということで・・・。

曽我部:お役所の得意な「すでに決まってることですから」というわけですか・・・。
なんかさ、こういっちゃ何だけど、お役所の人ってセンスある人いないような。
「あ、この人いいな。僕の好きな音楽好きかも。」みたいなの無さそうというか・・・。
むずかしいよな、歩み寄りが難しいっていうか、共通言語がもてないよね。

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